メダカに癒しをもらいながら今年も春を迎えます

わが家で飼育しているメダカたちは癒しの存在です。病気で死んでしまった金魚を飼育していた水槽が寂しくて飼い始めたのですが、想像以上に飼いやすく、自分の手で卵から育てられ、生命というものを感じられます。

個体の識別はできないので長寿のメダカがいるのかどうかは分かりませんが、飼育歴は8年ほどになります。この間に採取した卵は多く、しかし、成魚まで育てられたメダカは三十匹ほどです。たくさんの卵を採取できても、そのすべてを育てられるわけではないと調べてはいましたが残念でなりません。

屋外と屋内の二か所でメダカを飼育しており、どちらの場所でもメダカはすくすく育っているようで安心しています。卵の採取率が高いのは屋外で飼育しているメダカたちの方で、自然に稚魚が生まれていたりするので感動します。

屋内で飼育しているメダカの方は午前中に水草をチェックして卵を採取し、親メダカと別々にしています。屋外と屋内、どちらのメダカにも共通していますが、親メダカは卵を食べてしまうことがあり、特に屋内のメダカは卵を食べてしまうことが多いように感じられます。

自分の手でメダカを育ててみたいと思い、試しにとチャレンジしてみたのですが最初の年で十匹ほど育てられたことが自信となり、それから毎年続けています。卵はプリンカップなどの容器に入れ、孵化まで待ちます。採取した卵を毎日観察していると日に日に卵の中身が変化していくのが分かりました。

小さな小さな卵の中で懸命に成長している姿を見ていると毎日、楽しくて仕方ありませんでした。卵は放っておくと水カビが発生し、死んでいくことがあるとのことで、毎日新鮮な水と換えることが必要でした。人の手で育てるということは大変なんだなと思うと同時に早く孵化しないかなとわくわくしていました。

それから数日後、プリンカップを覗いてみると見慣れない細い針のようなものが浮いているのを確認しました。もしやこれは、と、注意深く観察していると針のような物体が動きました。メダカの稚魚でした。

あまりの嬉しさにカメラを構えてみましたが残念ながらうまく撮影することはできませんでした。その後、採取した卵のほとんどから孵化が確認できたものの、成魚にまで育てられたメダカは先述の通りで、うまく育てられなかった稚魚たちには悪いことをしたなと悔しさでいっぱいでした。

親メダカでさえ、小さな魚だなと思っていましたが、その稚魚となると、とんでもない小ささです。それでも精一杯生きようとするその力強さはすごいものだと感じています。今年もまたメダカたちが卵を産んでくれる季節になりました。昨年よりも多くの卵を採取し、成魚まで育て上げられるよう頑張りたいと思います。